絵本紹介②ーおふとんさんー
今回は、「おふとんさん」を紹介します。
■タイトル:おふとんさん
■作・絵:コンドウアキ
■発行年:2017年4月
図書館の新入庫コーナーに置いてありました。
リラックマが好きなのと、コンドウアキさんの子育てエッセイのファンなので、思わず手に取りました。
■絵の感じ■
優しいたっちで、ほっこりします。
なんとなく、リラックマのキイロイトリさんをほうふつとさせます。
■内容紹介■
要らなくなったものを持っていき、かわりに置いてある中から必要なものを持って帰る物々交換の山。
ここに、小さくなった靴を持ってきた一人のリス。
欲しいものがなかったため、何も持たずに帰ろうとしたら、小汚なくボロボロの「おふとんさん」がついてきて…
ふんわりあったかな「おふとんさん」。
だけど、お母さんはその小汚なさから今日だけよと言って一晩だけ共に過ごすことを許してくれました。
「おふとんさん」と過ごした一晩はかけがえのない時間で、朝起きたら「おふとんさん」はいなくなっていました。
リスは「おふとんさん」を探しにあの場所へでかけて…
■感想■
物を大切にする気持ちと、お布団に対する温かな気持ちが育めるお話でした。
寝る前に読みましたが、息子は目をキラキラさせて見ていました。
1日の半分を共に過ごすお布団。
毎日ありがとうと言いたくなりました。